· 

【三田市平和を考える市民の集い】

2017.8.6
@三田市総合福祉保健センター

終戦から72年。広島に原爆が投下された日の今日「三田市平和を考える市民の集い」に参加させていただき、平和の歌を歌わせていただきました。満蒙開拓の体験を語ってくださった山下幸雄さんの講演は、子ども達に深く衝撃を残し、生きている事の有り難さを痛烈な形で知れたのではないかと思いました。私達が歌った歌の中でとくに想いを込めて選曲をしたのが、木下牧子作曲の「鷗」でした。合唱の名曲としてあまりにも有名な作品ですが、学徒への鎮魂を詠ったこの詩の作者三好達治さんは、小学校の頃に三田市に住んでいたゆかりのある方なのです。三田市に流れる武庫川を渡る車瀬橋には、三好達治さんの詩が飾られています。「次世代へつなぐ…」と、大会趣旨にあったように、三田ゆかりの詩人から、三田の子ども達に、非戦の願いと決意は繋がったのではないかと思います。写真は「平和の鐘を鳴らそう」の中で、鳩の風船を飛ばす瞬間です。意義深い一日になりました。

曲目

春の小川/高野辰之・岡野貞一
茶摘み/文部省歌
空とぶうさぎ/持田美晴・矢田久子
鷗/三好達治・木下牧子
ぼくらの森/丸尾喜久子